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鉄道模型シミュレーター3
技術情報
列車の速度4 (04/02/03)
お庭ぁー外・・・字が違うって(^^;
−設定速度で走らせる−
自由に運転するのも楽しいですが、走りは列車にまかせてのんびり車窓を眺めるレイアウトもいいものです。
この時、特定の場所で列車のすれ違いや併走などを実現できれば、より演出効果が高くて良いのですが、
そのためにはレールの長さを考慮した上、複数の列車を特定のタイミングで走らせ、速度を一定に調整してやる必要があります。
言うのは簡単ですが、ピタリ狙った速度にもっていくには結構微妙なカーソルさばきが必要で、
もたもたしていると次の列車のタイミングまでずれてしまいます。
特に公開するレイアウトなどでは、レールの方は自分で製作するのでうまく調整できていたとしても、
速度は作者の意図した通りに揃えられないこともあるのでは?と思った次第。
・・・思いこんだら試練の道を、いや、何とかしないと気が済まない性格なもので・・・
そこで、少々邪道ではありますが、眺めるレイアウトのために簡単に速度を揃える方法としてひらめいたアイディアを紹介します。
今回はやや企画倒れの感がなきしもあらずですが、そこはそれ、1つの読み物として楽しみましょう(^^;
列車の速度は、編成ごとに車種に見合った最高速度や加速性能がデフォルトで設定されていますが、
これらは「編成加速性能」パネルで変更することができます。
グラフは横軸が速度(1マス10km/h)、縦軸が加速性能で、グラフ上をマウスでクリックして調整します。
注:加速性能の設定が有効なのは、トラコンモードの時だけですので、ビュワー時には
最初に各列車を切り替え、1度ずつTABキーを押して全列車をトラコンモードにしてから始めて下さい。
(ちなみに、トラコンモードでは↓カーソルが加速になります)
ではここで、例として全ての列車を40Km/hで走らせることを考えてみます。
253系の最高速度は、デフォルトで120km/h ですが、これを480km/h に変更します。
そんなに速く走らせてどうするのかと思われるでしょうが、細工はこれからです。
黄色い加速性能曲線をいじって下図のように加速性能を変えます。
このように0−30Km/hまでグラフを3.0丁度に維持した後、40Km/hでストンと0に落とします。
本当はもっと急激に落としたいところですが、10Km/h刻みでしか設定できないようです。
加速性能を0にするとそれ以上速度は上がりません。上がらないのでその先のグラフはどうでも良いです。
(ただし40Km/hのところは確実に0になるように)
つまり、最高速度がどうであれ、加速性能0のところまでしか速度は到達しないわけです。
ではなぜ最高速度を到達もしない480km/hなんかにするのかというと、
最高速度に到達するまでの時間を短くしておきたいからです。
列車の速度3で調べたように、列車の加速度は、加速性能と最高速度とノッチの3つの要素に比例します。
ノッチの調整は面倒ですから、ぐっと一気に押していきなりフルノッチ [5] にすることにして(^^;
加速性能はグラフを見ての通り3.0で固定です。あとは最高速度だけに左右されることになりますから、
これを変えることで加速度、従って設定速度に到達するまでの時間も調整できるわけです。
列車の速度3で導いた式を変形し、到達までの時間 T = 90 * Vt / ( F * V * N ) = 90 * 40 / ( 3 * 480 * 5 ) = 0.5 より、
この例では0.5秒ほどで40Km/hに達する、ニトロも真っ青の(って電車に効くのか)ロケットスタートが可能になります。
ここで、列車の操作キーを1、2、3、・・・と順番に割り当てておけば、余程不器用な人でもない限り
一定間隔で1・↓、2・↓、3・↓、・・・と操作するのはそう難しくはないはずです。
すべての編成をロケット化し、各編成の切り替えと加速を3秒間隔で行うこととした場合、次の発車までには
0.5秒で0から40Km/hに達した後に2.5秒間定速走行するので、その間のVRM上での走行距離は
((0+40)/2*0.5 + 40*2.5 ) * 1/3600 * 1/150 = 約204mm となります。
この切り替え間隔(3秒)で走行する距離の分だけ、各編成の位置をずらして配置すれば良いわけですから
つまり、同時にスタートできると仮定した時の原点に対して、2番目は204mm先、3番目は408mm先に置いておき、
1編成につき3秒で切り替えて加速していけば、ピタリ合う計算です。
(誤差の範囲なので、IMAGICレールならIS192、TOMIXレールならS140+S70等で代用できるでしょう)
それでは皆さんご一緒に、ワルツのリズムで
ずん(1キー)ちゃっ(↓)ちゃっ(↓)、ずん(2キー)ちゃっ(↓)ちゃっ(↓)、・・・
・・・メトロノームが必需品かも(^^
自分で操作する時であれば、全編成とも最高速度を設定可能な上限の499Km/hまで上げ、さらに加速性能も
上限一杯の3.2まで上げて、目一杯瞬発力を高めておき、
少し長めの調整区間を取って、側面カメラなり後方カメラなりでタイミングを確認しながら
次々にロケットスタートで発車(発射?)していく、という手もありかと思います。