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踏切について3 (02/09/23)
前回の踏切について(2)で紹介したように、1つのレール上には複数のセンサーを置くことができます。
ではその逆はどうなのでしょうか?
つまり複数のレールの上に1つのセンサーを置く場合です。
以下のようなテストコースを作って確かめてみました。
3つのレールの交わったところに音源センサーを1つだけ置く
音源センサーを各警報機に接続する
(警報機は反応がわかれば良いので1つあれば十分ですが)
各コースを列車が通過した時の踏切の動作は以下のようになりました。
紫コース:反応なし
オレンジコース:反応なし
緑コース:踏切作動開始!
この違いはどこからくるのかというと、配置した部品に割り振られる番号が謎を解くカギでした。
レイアウターウインドウやレイヤーパレットで部品名の左に表示される数字がそうです。
この番号は、配置した順番で自動的につけられ、変更はできません。
また部品を削除した場合は欠番となります。
レイヤーパレットで部品名の左に番号が表示される
複数のレールの上にセンサーを置いた場合には、この番号の大きい方が優先され、
一番大きい番号がついているレールの上に配置したとみなされるのです。
クロスしている部分のレールの番号は、
紫コースが[6]、
オレンジコースが[3]、
緑コースが[21]
です。
従って一番大きい緑のレールを列車が通過した時に踏切が作動するのです。
確認のためもう1つ実験してみましょう。
同じコースのまま、クロスしている部分だけ緑と紫のレールを回転して入れ替えます。
移動しただけではレールに付いた番号は変わりませんので、今度は紫コースが
一番大きな番号のレール、ということになります。
結果は予想通りで、紫コースで踏切が作動するようになります。

さらに上の状態でレールを重ねてみると(最後に置いたこれが一番大きい番号になる)
もはや踏切は紫コースにも反応しなくなります。

この特性を使ったレイアウトへの応用例をご紹介しましょう。
下図のような環状線を考えます。
バーチャルの利点を生かし、2つの環状線を中央の駅前で直線部分だけぴったり重ねてやると
見た目は分岐しているようで実際には別々の線路なので、ポイント切り替えを悩まなくて済みます。
(そのかわり、もちろん他方へ進入もできませんが)

ここで2つの環状線に下記のように列車を走らせる場合、上側の環状線ではホームを出てすぐ先に
踏み切りがありますので、ホームの中程あたりからセンサーを置いておく必要があるでしょう。
これに対し、下側は踏切の前で分岐して曲がってしまいますので、たとえホームに列車がきても、
踏切が閉まっては困ります。
485系にだけ反応し、キハ58には反応しないようにしたい。
もうおわかりだと思いますが、上側の環状線を下側より後から配置して、ホーム前の直線レールの番号を
上側が大きくなるようにしてやれば良いわけです。


踏切の鳴り分けに成功!