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鉄道模型シミュレーター3
技術情報


車載カメラの謎 (01/07/20)

VRM3になって追加された車載カメラは車両とともに移動し、かつそのカメラ位置は
キー操作(カメラコントロール参照)により自由に移動させることが可能なため
様々な角度から見た車両の走行シーンを楽しむことが出来ます。
しかし、走行中にカメラ位置やの向き(水平方向)変えた場合、その後列車が移動するにつれて
カメラが思わぬ所に移動したり明後日の方向を向いたりすることがあります。
今回はこの車載カメラ位置の謎を考察してみました。


私はまず、以下のような仮説を立ててみました。


言葉ではわかりにくいと思いますが、ポイントになるのはカメラを移動・回転した場合、
その位置は車両(の向き)を基準とした相対位置ではなく、レイアウト座標でみた
デフォルトカメラ位置からの絶対的なズレを保持して移動していく、ということです。


上記仮説に基づき単純な環状線を時計回りに走行した時のカメラの動きを
側面カメラ(左)の例で予測したものです。
説明図1
側面カメラ(左)は、車両に対して左側の位置をキープしたまま車両進行方向を向いて
移動していきます。
つまり環状線の外側にある黄色で示したの円周上をA−>B−>C−>Dのように
進むわけです。
ではカメラを移動させた場合を考えてみましょう。
列車が上に向かっているA地点においてカメラを左へ移動(dx)し、
さらに時計回りに回転(θ)させたとすると、
カメラはA’に移動し、紫矢印の方向を向くことになります。
この状態で車両が進むと、そのカメラの位置は、車両とともに移動するデフォルトの
カメラ位置(黄色の線上)に対して常にdxだけ左にずれた場所(紫色の線上)を
移動することになります。
そしてその向きはデフォルトの向きに対してθだけ回転しているため、例えばA’地点
丁度良くても、C’地点ではとんでもない所へ移動したように感じる、というわけです。

私はこれで謎が解けたと思っていました。
ところが、カメラを色々移動させながら走り回ってみるとどうも様子が変です。
確かにカメラを移動させた場合の軌跡に関しては、仮説の通りでした。
しかし、カメラの向きを変えた場合の向きの変化が予想とは異なるものでした。

デフォルト位置
A地点 B地点 C地点 D地点
A地点 B地点 C地点 D地点

左に移動し右回転した例(例1)
A’地点 B’地点 C’地点 D’地点
A’地点 B’地点 C’地点 D’地点

左に移動し左回転した例(例2)
A’地点 B’地点 C’地点 D’地点
A’地点 B’地点 C’地点 D’地点


上の例でのカメラの向きを示すと以下のようになります。
紫矢印が例1、緑矢印が例2)
説明図2
どうしてこうなるの?
規則性はあるので、カメラを回転するときの私の基準点(座標)の取り方が
違うのだろうという気はしますが、答えは思いつきません。
というわけで、今回は謎が解けないままこれにて・・・(^^;